外貨建て預金、外債、外国株投信など、外貨建て商品が花盛りです。
中でも、新たな資産運用手段として急速に注目を集めているのが、
外国為替証拠金取引(FX)です。
しかし、デイトレーダーでもない限り、
個人投資家がFXで利益を上げ続けるのは至難の業です。
プロのディーラー連とは比較にならないほど情報量が違うからです。
下手にボラティリティ(変動率)の高い通貨に手を出せば、
あっという間に市場からの撤退を余儀なくされます。
個人的には、FXはペッグ制を取っている通貨を利用し、
継続して金利(スワップ)を稼ぐというやり方が賢明ではないかと思います。
例えば、USD/HKD。
現在は、IUSD=7.75~7.85HKDに固定されています。
一時的に変動幅から外れることありますが、仮にそうなっても、
香港金融管理局(HKMA)の介入によって、あっという間に元の範囲内に戻されてしまいます。
ハイリスクハイリターンを好む投資家には面白みがないかもしれませんが、ほぼ、
変動リスクなしで、外貨預金よりはるかに高い金利を手にすることが出来るのです。
現在、日本でこの通貨ペアを扱っているFX業者は、2007年10月末では、
当サイトで紹介しています。
「エフエックス・オンライン・ジャパン」という、
会社のみでしたが、この会社も当サイトで紹介しています。
ヒロセ通商株式会社
も取り扱いはじめました。
ただし、歴史的に見て、ペッグ制が長く続いた通貨はありません。
現在、香港では株式相場の過熱を受けて投資資金が流入しており、
外国人投資家による株式投資のための香港ドル買い需要が強まっています。
香港政府はHKDとUSDの連動相場制に関して、
「中国政府が香港に対する一国二制度を終える2047年以降に再度検討する」との
コメントを発表していますが、万が一の事態に備えて、必ず損切りラインを
設けておいた方が良いでしょう。
引用;「商品先物 基本とカラクリがよ~くわかる本」
秀和システム 津賀田 真紀子 氏 著 第1版 第1刷 92ページより。
*ペッグ制
米ドルと香港ドルのレートをある固定レートの
中で推移させる為替政策になります。
自国の通貨レートをドル
に連動させるので固定為替制度の一つであり、ドルに対しての
為替レートは安定し、貿易や投資を円滑に行うことができる
というメリットがあります。